その名の通りのプレーンな面持ちで、革紐をシューレースとして使用したシンプルなデザインのシューズが、この”プレーンひもシューズ”。どこか民族的な薫りのする雰囲気やその作り込みに、アルフレッドバニスターのこだわりが感じられるカジュアルシューズです。
そのこだわりの部分ですが、先ずは素材が設定されているカラーによって異なること。ブラックでは、乾いた質感の中にしっとりと落着いたつやを持たせた牛皮革を使い、そしてグレー、グリーンでは、さらに乾いた質感を表現したバッファローが使用されています。
そして、シューズのデザインから素足で履くことも考慮し、汗による滑りや吸汗に対応するため、内側には麻生地を貼ってあるのが特徴で、生地そのもののざっくりした風合いや、その生地にオリジナルのプリンティングが施されていることもこのシューズの魅力。
デザイン的には、羽根の合わせ部分が斜めのラインになっていることや、そのラインの端から土踏まずへかけて入れられたハンドステッチの切り替え線、そのステッチの反対側の延長上に配されたパンチングラインが独特の味わいを見せているのが特徴となっています。
また、手作業による加工のため、一足一足のディティールが微妙に異なっているのもアルフレッドバニスターの製靴技術の妙といったところですから、それも、こだわりのデザインや素材と合わせて楽しみながら、”自分の靴”になるまで履き込んでみたいところですね。
